W・S [ 2018年 中途入社 ]
品質保証部
常盤薬品工業株式会社
品質保証部について
常盤薬品工業の商品(医薬品・食品)を安心してお客さまにお使いいただくための「品質」を管理する品証保証部。工場での製造段階ごとに原料や製品の安全性・安定性試験等を行い、定められた基準で製品が作られているかを厳重にチェックする品質管理業務、商品の企画開発段階から発売後までの全体のものづくりの工程の中で、法律やガイドラインに抵触していないか、重大な副作用が発生していないか、などあらゆる面から品質の確認を行う品質保証業務、医薬品の新商品発売やリニューアルに係る認可申請手続きなどを行う薬事業務など、品質を担保するための幅広い業務を行っています。 ※化粧品の品質保証業務は株式会社ノエビア 品質保証部が担当しています。
担当業務
工場で製造する医薬品の品質試験業務を担当しています。試験は大きくふたつに分けられ、ひとつは仕入れた原料の安全性を確かめる試験、もうひとつは製造した商品の品質を確認する試験です。原料・商品ごとに決められた細かい基準や条件を満たしているか分析機を使ってチェックします。こうした試験業務に加え、管理薬剤師として商品を保管する倉庫の管理も行っています。
私の仕事で大切なことは、製造ラインを止めることなく、安全な商品を製造する環境を整えること。そのために製造部門と連携して業務にあたっています。
仕事のやりがい
当たり前のことですが、問題なく商品をお客さまにお届けできることが何よりも嬉しいです。分析機がはじきだす数値をもとに判断することが多い品質試験業務ですが、風味や使用感など数値に現れにくい品質にも気を配るように心がけています。処方せんに基づいて調剤される医療用医薬品とは違い、ドラッグストアさまなどで販売する一般用医薬品はお客さまに選んでいただく必要があるため、こうした要素も重要です。たいへん難しい課題ですが、お客さまの安心や満足度に関わることなので、品質試験を行ううえで常に意識しています。
Q&A
Q1.入社の決め手は?
大学で研究職に就いていたのですが、少しずつ薬剤師としてのスキルを活かせる仕事がしたいという気持ちと、モノづくりに携わりたいという想いが高まり、医薬品メーカーへの転職を決意しました。常盤薬品工業は「眠眠打破」をはじめ魅力的な商品が数多くあり、医薬品だけでなく食品や化粧品などバラエティに富んだ商品展開をしており、幅広いフィールドで活躍できるところに惹かれました。
仕事内容はこれまでとはまったく異なりましたが不安はなく、新しいことにチャレンジする期待感でいっぱいでした。
Q2.ノエビアグループで働く魅力は?
多様な商品ラインナップが大きな魅力です。必然的にさまざまな部署や関係者と協力して仕事を進めることになり、多様な価値観にふれ、ビジネスパーソンとしてだけでなく、人としても成長することができる環境がさらなる魅力の1つです。
学びの環境が整っていることも特長です。通信教育を受講できる制度がある他、外部のセミナーにも参加できます。また、工場にはこれまでの会社の歩みを記録した「学びの回廊」という場所があり、成功体験だけでなく失敗もオープンにすることで、より良い会社・商品づくりに活かそうとする姿勢に共感します。
Q3.今後の目標は?
当面の目標は、品質試験を担う者として一人前になることです。例えば微生物試験など、まだ担当したことのない技術を早く習得し、オールラウンドに活躍できるようになりたいと思っています。管理薬剤師としての倉庫の管理業務についても、医薬品製造の仕組みから関連法規まで幅広く勉強しています。
1日のスケジュール
8:30 | 8:50 | 9:00 | 11:30 | 12:00 | 13:00 | 15:00 | 16:00 | 17:00 | 17:30 |
出社 メールチェック | 朝礼 | 品質試験業務 原料・商品の理化学試験を実施 | 書類作成 試験結果を記録する用紙の発行 試験手順書の整備 | 昼休憩 | 品質試験業務 | 倉庫巡視 医薬品が適切に保管管理されているか 定期的に確認 | GMP委員会 GMPの運用状況について 定期的にディスカッション | デスクワーク 試験結果の整理 周知報告事項のメール配信など | 退社 |
学生のみなさんへのメッセージ
当社は医薬品、化粧品、食品など幅広いカテゴリーでお客さまの支持を得ている商品が数多くあり、希望すればそれぞれの領域で活躍することができます。クオリティの高い商品を世に送り出すうえで、品質試験業務や企業内薬剤師が果たす役割は欠かせません。私は自分の仕事に誇りを持っています。
これから就職活動に臨む方は、自分がやってみたいことを整理し、どのようにキャリアを積んでいくかというイメージを想い描くことが大切です。そうしたプロセスを経て当社のマインドに共感してもらえたら、ぜひアプローチしていただきたいと思います。