I・E [ 2002年 新卒入社 ]
マーケティング統括部 デザインG
常盤薬品工業株式会社
マーケティング統括部 デザイングループについて
マーケティング統括部では、ブランドステートメントの策定からブランド体系の整備、マーケティング戦略の企画立案・提案・実行を行っています。デザイングループでは、商品の企画段階からプランナーと連携し、デザイナーとしてコンセプトを的確に伝える商品デザイン、既存商品のリニューアルデザイン・カタログデザインなどを担当します。企画開発から発売までの流れをディレクションし、他部署と連携しながら商品を作り上げていきます。
担当業務
主にサナブランドのパッケージデザイン開発・ブランドデザイン監修を行っています。商品開発部門のプランナーが立案した商品とそのコンセプトを理解し、それを基に具象化するのが主なデザイナーの仕事です。(時にはヘルスケアのデザイン他、新プロジェクトでは企画提案など、デザイン業務に留まらず色々な機会を与えていただいています。イメージをカタチにするスキルは色々な場面で必要とされています。)
パッケージデザインにおいては、容器・外装でどのようにメッセージを伝えていくべきか、イメージを、形・色・質感で表現し、何度も検討や試作を重ね、一つの商品に仕上げていきます。単にデザイン案を考えるだけでなく、プランナーをはじめとする多くの部署や社外資材メーカーさまと連携しながら、スケジュール、コスト、安全性など多方面を考慮して進めていく必要があります。当社では新人社員もまずは実務をこなしていくことでスキルを身につけていくのが特色。もちろん先輩社員がしっかりとサポートするので安心してください。
仕事のやりがい
「この仕事やっていて良かった~!!」と感じる大きな喜びの瞬間は3つあります。
アイデアが閃いた時の「これだ!」という気づき・高揚、ものがカタチになった時の「出来た!」という共感・感謝、お客さまに受け入れられた時の「売れた!」という達成感・喜び、の3つです。
考えるのは誰にでも出来ることで、それを工業製品として同じカタチに量産することが如何に難しく大変なことかと感じます。関わった人の数だけドラマが生まれて、大袈裟と思われるかもしれませんが、ドラマよりドラマチックな日常です。“ものづくり部隊”が作って運んで、“営業部隊”が売って、お客さまの手に渡る・・・その流れの中で、沢山の社員の情熱を感じながら想いをカタチに出来るところはインハウスデザイナーならではの醍醐味であり喜びです。そして更にその商品を手にしたお客さまが商品の良さを感じてくださった時、誰かに教えたくなるもの、自慢したくなるものを手渡せている喜びは計り知れません。こうして一つのブランドが沢山の方々との間で磨かれて行きます。、ここでは常に新しいことが求められ、満足している暇もありません。仕事をする中で次から次へと、新たな課題、そして目標が生まれます。
Q&A
Q1.入社の決め手は?
人の驚いたお顔が見たくて、「面白いものを作って包んでプレゼントする」ということがとても好きでした。好きなことを仕事に活かしたいと思い、大学はグラフィックデザイン学科に進学し、パッケージデザイン、タイポグラフィ、広告と心理学を学びました。毎日消費される情報社会の中でも、一瞬の出会いだけでは終わらず、じわじわとその人の生活に溶け込み、なくてはならない存在になり、人から人へ何年も引き継がれていく・・・そんな「パッケージデザイン」に込められた沢山の人の「想い」に強く惹かれました。商品の核に触れ、ものづくりのプロセスに一から携わり、沢山の人と繋がりを感じて一緒にブランドを育てていきたいという想いから、広告代理店や制作会社ではなくメーカーのインハウスデザイナーの募集を探していました。
そんなある日、友人から「面白そうな会社があるよ」と勧められたのが当社でした。自分が学生時代に愛用していたボディケア商品を販売している会社だったので、一気に親しみを感じました。いくつものブランドを抱えており、多様性を感じるユニークな会社だったので、ここであれば色々なアプローチにチャレンジさせてくれるのではと思い、志望しました。
Q2.ノエビアグループで働く魅力は?
「私はこう想う」という個人の考えを尊重してくれる環境です。
ものづくり会議では厳しくも嘘のない言葉が飛び交います。社員一人ひとりがユーザー目線にもなり、個々に考える課題点を話し合いながら「最善」を探っていきます。会議の場で社歴は関係無く、個々の意見が求められます。入社当時は自分の想いを上手く言葉に出来ず、不甲斐ない思いをしましたが、こういった日々が、自分の発言に責任を持つトレーニングとなり、「心に嘘をつかない強さ」を持てるようになりました。個々に気づいたことは発信し、想いを共有し合い、他の社員から新たな気づきを貰えば修正する。あの時の自分に比べると随分ハートが強くなりました。また、基本的にグループでブランドを担当するので、産休中も安心して育児に専念することができました。復帰後もメンバーに支えられ、子育てをしながらも仕事との両立に努めています。土日は完全にお休みなので、子供の草野球の手伝いをしたり、学校行事の準備をしたり。他のメンバーも趣味の習い事や推し活など、プライベートを充実させています。また時間休制度もあるので、数時間だけ保護者会で学校に行かなくては・・・なんて時も勤務時間を調整しやすい制度で助けられています。子育てをする社員にとって、とても恵まれた環境です。
Q3.今後の目標は?
常盤薬品工業デザイナーの可動域拡大!ですね。クリエイティブ集団として知名度も上げていきたい。面白いことを考える集団だな~と思われたい。常盤らしいよね!と言われるようなモノづくりをしていくことが理想です。
『カラダ・ココロ・トキメキ創造企業』のスローガンの通り、これからも若人の文化やフレッシュなアイデアにも刺激を受けながら、新しいことにもチャレンジしていきたいです。また、大人は大人で深みと渋みでスパイスを効かせながら、世代を超えてトキメキの素を増産し共有し合えることを望みます。先輩が、「市場は高齢化社会で元気な大人がどんどん増えて行くからさ、常盤がもつ“ブランドの多様性”であらゆるニーズをキャッチして行けたら良いよねぇ」とワインを揺らして話されていたのが素敵でした。本当に、化粧品を扱う会社という事もあってか、若い子だけでなく、先輩方も綺麗にイキイキとお仕事をされているので勇気が持てます。長く働ける職場って、デザイナーにとっても、とても貴重な場所だなと感じます。
1日のスケジュール
9:00 | 9:45 | 10:00 | 11:00 | 11:45 | 13:00 | 14:00 | 15:00 | 16:00 | 17:30 |
業務開始 携帯でメールチェックしながら出勤 | 出社(時差出勤) | 回覧原稿 承認物の確認・会議に向けての準備 | マーケティング会議 新商品のデザインをプレゼンテーション デザインの狙い・意図を説明 | 昼食 | 打ち合わせ 資材サンプル確認 | デザイン業務 箱・容器などの試作品の色・形確認 調整指示 | デザイン案作成 | チームミーティング ブランド課題・販促施策 デザインの確認など | 退社 |
学生のみなさんへのメッセージ
人に負けない、自分の一番の強みは何なのか。悩みながらペンを回している方少なく無いですよね。
(本当のところは私も分かりません。)
案外、履歴書に書かなかった自分の「当たり前」が、実は最大の武器なのかもしれませんよ!
新たな「トキメキの素」を一緒に探してくれる仲間を探しています!迷ったらまずはエントリーをお待ちしています!